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- 新しい職種への挑戦 その11
- 転職における年収交渉 その7
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- 米国転職事情 その4
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- 新しい職種への挑戦 その8
- 大転職時代 その9
憧れの転職 その8
本場の有名企業の社員がやってくるということで、社内はいつになく緊張感がみなぎってきました。
映画の「王様と私」のシャム王家といった雰囲気です。
Kさんも憧れでもある大企業の、しかも本場の社員がやってくるとあって、どう接しよう、どんな事を教えてもらおうと興奮気味です。
社内に通達があって2か月後。とうとうそのジャクソン氏が来日しました。
Kさんたち社員はカタコトの英語で精いっぱい歓迎の意を表し、それでも言葉に詰まると外国人スタッフの中で英語に堪能な者に通訳を頼んで一生懸命コミュニケイトしようとします。
質問内容は自分の長所・短所,ここに入ったらあなたは何をやりたい?
仕事をしていく上で最も大切なことは何だと思う?,クレームが入ったらどう対処するなどなどでした。
政治的な質問も出され、うへぇぇと思いましたが、なんとか適当に答える事ができました。
ここで言いたいのは、「質問に対しての答えは一つではない」ということです。
裏を返せば何を言ったって答えになるということ。
面接する側が何を知りたいのかというと、質問の答えそのものではなく、「投げた質問を素早く理解して、閉口することなく自分なりの意見をすぐに言えるかどうか」であると思います。
何故世の中に法律があるか?
それは「法律を戒めとする為」であるのです。
過去にあった過ちを正す意味で先人が子孫が安心して暮らす為に築いた約束事であると思って見て欲しいです。
しかも、大々的な就職活動なんてしたことなくここまで生きて参りました。
しかし、今まで培ってきた経験がモノを言ったのか、最終面接まで辿り着き今結果待ち状態です。
外資系は実力主義で、力がないとどんどんリストラされると思っていませんか?
最近は日系企業でも遠慮会釈なしにリストラをします。
逆に、外資系は年から年中リストラをやっているわけではありません。
社員を粗末に扱う企業は、日系企業も外資系企業も、発展することはありません。
外資系でも社員を使い捨てにするほど愚かではありません。
外資系は高い英語力が必要と考えていませんか?
そりゃあ幹部として転職する場合は、ある程度英語力が必要ですが、若くして転職する場合は、それほど高い英語力は必要ではありません。
仕事の実力で、英語力なしでガンガンやっている社員が大勢います。
ただ、転職したら、少しずつ英語を勉強したほうが良いでしょう。
最近、ある応募者の年収アップに関して採用側からクレームが来てしまいましました。1社は金融系の会社で、もう1社はベンチャー系のソフト会社です。両社とも給与に関してです。
金融系のA社に弊社を通じて応募したB子さんは面接が始まって約10分後、思わず『年収はどのくらいになりますか?』と質問してしまいましました。採用側の人事は大変困惑し、不愉快に感じたようです。
『まだ貴方の能力や経験が不明で確認もしていない状態でこのような質問をされるとは!』このように感じたそうです。
そして数日後、書面が到着。中身はというと「月間総支給22万(ただし正社員登用後、試用期間有)・交通費別途支給」の一文のみ……。
これでは総支給額の中に基本給がどのくらいなのか、手当が含まれるのか、試用期間があるようだがどのくらいなのか、またその間の給与はいくらなのか、分からないことだらけです。
若くても、女性であっても思いっきり活躍できる外資系・・・外資系では40歳そこそこの社長など珍しくもなんともありません。
実力があれば40歳そこそこでも社長になれるのが外資系です。
働きながら転職活動をする場合は、活動できる時間が限られるため、上手に時間をやりくりしなければなりません。
おおまかな流れを把握して、スケジュールを立てましょう。
転職の意思が固まる
↓
退職時期を決める
↓
情報を集める
↓
履歴書・職務経歴書などの応募書類を作成する
↓
応募する
↓
選考試験や面接を受ける
↓
内定をもらう
↓
退職する
1)本人は「現在充電中です」と言っても、採用する側から見れば単なる失業者にしか見えない。
これはイメージ的に損。特に、年収大幅アップを狙うのには。
2)金銭的に不安な環境に置かれる。その為、長期に渡り求職活動が続くと焦ってとんでもない仕事に就いてしまう。
本人の希望とかなり外れた仕事に就いてしまう場合があるのです。
「前職の方が良かった!」そうつぶやくケースをかなり見てきました。
求人情報は、様々なところから得られ、それぞれ特徴があります。
公共職業安定所やその関連の機関:あらゆる企業の求人情報があり、職業紹介なども行っています。
新聞:新しい内容、新聞の特徴ごとの情報が得られます。
求人情報誌
内容が充実し、広告料が安価でないため、経営の安定した企業が掲載されています。
人材銀行:各都道府県にある公的人材バンクで、登録により管理職・専門職の斡旋も行ってくれます。
有料及び無料職業紹介事業:大学、専門学校等による無料紹介と有料の民間による紹介があります。
インターネット:印刷物でないため、スペースの制限がなく、たくさんの情報が得られます。
24時間調べることも可能で、企業の自社サイトも閲覧できます。
公共職業安定所と民間のサイトからの求人情報も得られるようになりました。
そんな気持ちが通じたのかジャクソン氏の方も終始にこやかな対応。
またご本人の自己紹介により、ジャクソン氏は英語の他にスペイン語にも堪能だということが分かりました。
幸いKさんは大学時代、第二外語でスペイン語を専攻していたことから、多少スペイン語になじみがあったのです。
試しにスペイン語で話しかけてみたところ、ジャクソン氏は驚き、また非常に打ち解けた様子でKさんに接するようになりました。
こうしてKさんは社内でもジャクソン氏にかなり近い社員となったのでした。
働きながら転職活動をする場合は、活動できる時間が限られるため、上手に時間をやりくりしなければなりません。
おおまかな流れを把握して、スケジュールを立てましょう。
転職の意思が固まる
↓
退職時期を決める
↓
情報を集める
↓
履歴書・職務経歴書などの応募書類を作成する
↓
応募する
↓
選考試験や面接を受ける
↓
内定をもらう
↓
退職する
そんな人が、言ってはなんですが、日本のうちみたいな小さな企業に?とKさんたち社員一同、疑問を隠せません。
採用のヘッドハンターもかねる社長が言うには、なんでもジャクソン氏の友人のプログラマーが先に日本に渡って転職をはたし、しきりに日本はいいところだと勧めたとか。
彼もまた米国でピカイチの技術を持つプログラマー。
先に彼を雇用した日本の企業は三顧の礼で迎えいれ、その待遇も日本人役員以上だったとか。
そんな彼の勧めをうけてジャクソン氏は日本での転職を希望。
関係者のツテを頼って、Kさんの会社の社長が採用を決めたというわけです。