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- 大転職時代 その14
- 再就職の準備 その10
- 大転職時代 その13
- 再就職の準備 その9
- なかなか聞けない転職時のお金の話その11
- 転職:したいことで食べていく その9
- 国際色豊かな職場 その13
- 憧れの転職 その13
- 新しい職種への挑戦 その11
- 転職における年収交渉 その7
- 転職:したいことで食べていく その8
- 憧れの転職 その12
- なかなか聞けない転職時のお金の話その10
- 転職における年収交渉 その6
- 派遣という働き方 その7
- 米国転職事情 その4
- 新しい職種への挑戦 その10
- 憧れの転職 その11
- 派遣という働き方 その6
- 国際色豊かな職場 その12
- 新しい職種への挑戦 その9
- 大転職時代 その12
- 憧れの転職 その10
- なかなか聞けない転職時のお金の話その9
- 派遣という働き方 その5
- 国際色豊かな職場 その11
- 転職における年収交渉 その5
- 再就職の準備 その8
- 大転職時代 その11
- 国際色豊かな職場 その10
- 米国転職事情 その3
- 転職:したいことで食べていく その7
- 米国転職事情 その2
- 大転職時代 その10
- 転職:したいことで食べていく その6
- 憧れの転職 その9
- 国際色豊かな職場 その9
- 新しい職種への挑戦 その8
- 大転職時代 その9
国際色豊かな職場 その2
ある意味、外資系は日系企業より楽です。
外資系は、社員としても、個人としても、いわゆるビジネスライクな世界です。ときどき日系企業に見られるような、ネチネチした人間関係はありません。
極端なことを言えば、上司でも同僚でも、仕事を離れれば自分が好きな人とだけ付き合っていても問題はありません。
さあ、私がこれから外資系転職の道案内をします。あなたも外資系転職に挑戦してみませんか?
外資系には日系企業にない特徴があります。
それらを理解してうまく対処すれば、あなたが思っているような大変なところではありません。
これから、長年ある有名外資系で働いてきた私が、外資系転職の道案内をします。
そんな折、また新しい外国人スタッフがKさんの職場にやってくることになりました。
名前はジャクソン氏(仮名)。
業界の本場アメリカの、しかも国際的にも有名なソフトウエア大会社に勤務している男性です。
確かに、業界によっては厳しい面もあります。
例えば、金融関係。
でも、金融関係は、日系企業でも厳しいと思います。
多くの外資系では、大勢の日本人が毎日楽しく働いています。
あなたが考えるほど、外資系は厳しいところではありません。
石を投げれば女性マネージャーに当たる?
ぼくが働いていた外資系では、今、”石を投げれば女性マネージャーに当たる”と言われるほど、女性幹部が活躍しています。
外資系こそ男女平等社会です。
がんばれば結果(昇進や昇給)が出るのが早いのが外資系です。
日系企業との大きな違いは、がんばれば結果が早く出るということです。
昇進にしても、昇給にしても、あなたのがんばり次第です。
逆に言うと、年をとってモタモタしていると、若い人に追い抜かれてしまいます。
高い年収と長期休暇で優雅な外資系サラリーマン
外資系はギリギリと出世競争をしなくても、平均年収が高く、長期休暇が取れて、優雅なサラリーマン生活を送ることができます。
さっそく連絡をとって面接に出かけたところ、話はトントン拍子。翌日には内定の電話があり、
「できるだけ早くきてほしい、来週からでも来てほしい」
という熱烈歓迎ぶり。もちろんN君も大喜びです。
演奏の仕事は何とか途切れずこなし続けていますが、同世代の男性と比べればアルバイト程度の収入。
自分一人であればこそ生活できていますが、将来のことを考えて家庭を持つとなると心もとなく、もう少し仕事の幅を広げる必然性を感じ始めました。
取り残されるような脅迫観念にさいなまれていたUさん。
なんとか収入をアップさせたい、でも今の仕事をあきらめるわけにはいかない。ということで、メインの仕事に加えて、副業を探すことにしました。
本場の有名企業の社員がやってくるということで、社内はいつになく緊張感がみなぎってきました。
映画の「王様と私」のシャム王家といった雰囲気です。
Kさんも憧れでもある大企業の、しかも本場の社員がやってくるとあって、どう接しよう、どんな事を教えてもらおうと興奮気味です。
社内に通達があって2か月後。とうとうそのジャクソン氏が来日しました。
Kさんたち社員はカタコトの英語で精いっぱい歓迎の意を表し、それでも言葉に詰まると外国人スタッフの中で英語に堪能な者に通訳を頼んで一生懸命コミュニケイトしようとします。
質問内容は自分の長所・短所,ここに入ったらあなたは何をやりたい?
仕事をしていく上で最も大切なことは何だと思う?,クレームが入ったらどう対処するなどなどでした。
政治的な質問も出され、うへぇぇと思いましたが、なんとか適当に答える事ができました。
ここで言いたいのは、「質問に対しての答えは一つではない」ということです。
裏を返せば何を言ったって答えになるということ。
面接する側が何を知りたいのかというと、質問の答えそのものではなく、「投げた質問を素早く理解して、閉口することなく自分なりの意見をすぐに言えるかどうか」であると思います。
働きながら転職活動をする場合は、活動できる時間が限られるため、上手に時間をやりくりしなければなりません。
おおまかな流れを把握して、スケジュールを立てましょう。
転職の意思が固まる
↓
退職時期を決める
↓
情報を集める
↓
履歴書・職務経歴書などの応募書類を作成する
↓
応募する
↓
選考試験や面接を受ける
↓
内定をもらう
↓
退職する
年収とか休日数の確認は求職者にとって重要な問題であるかもしれません。
しかしこのようなナイーブな問題は、人材会社のコンサルタントに相談すべきです。
また年収に関しては、まず第一回目の面接では絶対、具体的な数字は出てこないのが常識です。
内定が出て始めて数字となります。
30歳目前にして新しい職種への挑戦。
外資系転職はあなたが考えているほど難しくはありません。
あなたは外資系は厳しいという印象を持っていませんか?
実はKさんの勤務先が外国人の雇用を積極的に行い出したのはここ1〜2年のこと。
それ以前に就職したKさんにとっては、あれよあれよという間に環境が変わってしまった感もあり、あわててNHKの外国語講座のテキストを購入したりと大変です。
これから私がお話することは、すべての外資系に当てはまるとは限りません。
一口に外資系といっても、職種、業種、出身国などにより、大きく性格が違います。
会社四季報や企業のホームページから数値を読み取ります。
売上高が過去5年くらい減少傾向にあり、経常利益もマイナスであるときは注意が必要です。
具体的に設備投資などの理由がなければ、経営状態があまりいいとは言えません。
先にも書いたように、プロの意識をもつべきですが、最近の国内の会社も同じような考えを持つところが増えてきています。
しかし、米国ではさらに短期間で結果を出すことが義務づけられ、結果が期待以下だと即解雇になる傾向が強いのです。
私自身もカナダの日系企業であったが、午前中に勤務していた若いカナダ人の女性オペレターが午後不在なので、上司に尋ねたところ、ミスが多く仕事が遅いとの理由で解雇されていました。
米国で働きたいという日本人(私自身十分理解できるが)はまだドライでクールなアングロサクソン文化を知らず、まだまだ甘い幻想にあるようです。
1)本人は「現在充電中です」と言っても、採用する側から見れば単なる失業者にしか見えない。
これはイメージ的に損。特に、年収大幅アップを狙うのには。
2)金銭的に不安な環境に置かれる。その為、長期に渡り求職活動が続くと焦ってとんでもない仕事に就いてしまう。
本人の希望とかなり外れた仕事に就いてしまう場合があるのです。
「前職の方が良かった!」そうつぶやくケースをかなり見てきました。